目次
はじめに
りっぷうや の 珪藻土コースターは、1200度の窯で焼いた陶器です。なので、硬度もありますので、上手にお使いいただければ末永くお使いいただけます。論理上では、割れたりかけたりしなければ半永久的にお使いいただけます。
事実、りっぷうや の珪藻土コースターをご採用いただいた飲食店さまでは、5~10年以上使い続けていただいている店舗さまもいらっしゃいます。
ここでは、珪藻土コースターを末永く使っていただくために、必要なお手入れ方法をご案内していきます。
避けてほしいこと
まずは、珪藻土コースターのお手入れをする際に、絶対に避けてほしいことをご案内いたします。
誤ったお手入れをしてしまいますと、一発で吸水しなくなってしまうこともありますので、ぜひ一度お目通しください。
珪藻土コースターなどのメンテナンス
メンテナンス方法
珪藻土コースターは、使っていただいた後は結露した水を吸っていることが多いと思いますので、十分に乾かしてください。
乾燥しきらない状態が続きますと、カビが生えることがございます。
特にコースターを重ねて保管したりしますと、カビの発生も早くなりますので、特に乾燥していない状態で重ねての保管は絶対に避けていただけますようお願いいたします。
珪藻土コースターは、高温で焼いた焼き物(陶器)ですので、カビが発生する成分を含んではいません。
しかし、この水をよく吸うため、乾燥を怠りますとコースター自体が湿度が高い状態を維持していることになり、カビが生えやすくなります。
オススメは、天日干しです。
天日干しは、乾燥効果もさることながら、殺菌効果もあります。
また、急ぎ乾燥させて使いたいといった方には裏技をご案内いたします。
なお、「食洗機」の利用は絶対に避けてください。
食洗機の中で、ほかの食器の汚れが舞いますので、珪藻土コースターがその汚れを吸い込んでしまうと、逆に汚れがひどくなり、使い物にならなくなったケースが報告されております。
また、同様の理由で、きれいではない布(使用中の台拭きなど)で拭くことも止めてください。これも布巾についた汚れを珪藻土コースターが吸い込んでしまい、逆に汚れてしまうからです。
水を吸わないと感じたら
珪藻土コースターが水を吸うのは、コースター表面に吸水孔(小さなたくさんの穴)があり、そこから水を吸い込むためです。
従って、水を吸わなくなる原因としては、その表面上の小さな穴が塞がれたことによるものです。
この穴が塞がれる原因の多くは、油分や皮脂です。
一般的に食卓等にて使われますので、料理の油分が付着したり、もしくは人間が触ることによって皮脂が付着し吸水孔を塞ぎます。
この解決には、 汚れの取り方(下記) を参照ください。
汚れの取り方
これらを取り除くには、キッチン用の漂白剤が有効です。
綺麗な布に、漂白剤を軽く染み込ませ、表面を軽く叩いて汚れを取り除いてください。
取り除いた後は、珪藻土コースターから漂白剤の成分を十分に抜く必要があります。
この場合も、きれいな布に十分に水を染み込ませ、何度か軽くたたくように拭いてください。
また、汚れがひどいと感じたら、漂白剤を濃いめに混ぜた水に一定時間(3~5時間程度)浸してあげてください。
また、その後は、珪藻土コースターから漂白剤成分を十分に抜くために、水の中に一昼夜浸してあげてください。
またその後は、十分な乾燥をお願いいたします。一連のメンテナンスを行えば、吸水力は回復するはずです。
なお、漂白剤や水にコースターを浸すと、裏面のコルクが剥がれてくることがございます。
その場合は、お手数ですが、裏面のメンテナンス用コルク(別売)にて貼り替えて頂きますようお願いいたします。
なお、これらのメンテナンス方法は、一般的な珪藻土コースターのメンテナンス方法ではありません。
あくまでも弊店で取り扱っている珪藻土コースター|立風コースターのメンテナンス方法になります。
【重要】ご注意ください
本ページにおける 珪藻土コースター のお手入れ 方法は、弊店 立風屋 の珪藻土コースター 限定のお手入れ方法です。他店・他ブランドの 珪藻土コースターには合致しないお手入れ方法です。
弊店の珪藻土コースターは、吸水力を極限まで上げるために、焼成しております。要は、陶器 です。だからこそ、洗ったり、電子レンジをご利用いただくことが可能になっています。
弊店としても、研究のために、他店の珪藻土コースターを購入・調査したことがございますが、水を吸うことが主機能の商品であるにもかかわらず、水を多量に吸うと割れたり欠けたり、ボロボロと成分がこぼれてきてしてしまう珪藻土コースターもあります。そういった商品に本ページのお手入れ方法のご案内は適合しません。お手入れ方法については、ご購入されたお店にお問い合わせくださいませ。